京-kyo- [ フォトグラファー ]

[写真は本文記事とは関係ありません]

今回は写真家目線からの提案です。
（毎回、そうですが…）

お客様が来ないと嘆いているオーナー様、原因は何だと思いますか？

ホームページのSEO対策ばかりに気をとられて、肝心な事を忘れていませんか？

これから「何か食べたいなぁ、何処か良いお店はないかな？」
PCで検索する人は、ごく少数です。
ほとんどのお客様は、携帯電話から検索します。

なぜか？
これから食べたいのに、いちいちネットカフェに入って検索しますか？
PCを仮に持って歩いていたとしても、わざわざPCを広げて検索しますか？
自宅を出る前にPCであらかじめ検索する人もいますが。

今、これから行きたいお店を探す場合、携帯で探します。

例えば、飲食店を検索するとします。
検索キーワードは
「権堂　らーめん」
こんな感じで場所、食べたいモノの種類で検索します。

そこで上位10位ぐらいを目安に見ます。
ほとんどのお客様は、統計上、最初の3秒で、そのページの内容を見るかどうか判断します。

たった3秒です！！

この3秒以内に目に止まらなければ、次のページへ進みます。
3秒間で、目に止まる内容をどうやって伝えますか？
文字では限界があります。

いきなり、魅力的な写真が出てきたら、この先の内容も見てみたいと思いませんか？

「無料」
「先着何名様」
「激安」

こんなありきたりなメッセージでは、
「あ、またか…」

文字で他店と差別化を3秒で表現するのは困難です。

しかし、写真なら、たった3秒でも他店と差別化を訴える事が出来ます。

人間は、何か行動を起こす時、感覚で判断します。
お腹が減っている時に、美味しそうな写真を見たら、
この写真のお店は何処だろう？
行動を起こします。

生物学上、人間が行動を起こすキーワードは「視覚」です。


ここまで、ダラダラ書いてしまいましたが、最初に目に入る情報は「写真」なのです。

同じ写真でも、ピンボケで色が汚い写真では、目に止まりません。
ありきたりな、どこにでもあるような写真では、目に止まりません。
全体像を写した説明写真では、目に止まりません。

ホームページだけでなく、雑誌広告、チラシ、全てに言えます。
写真が伝えるメッセージを甘く見てはいけません。

最近は、お店に行けば、高機能で安いデジカメが誰でも簡単に買えます。
誰でも簡単に、それなりに綺麗な写真が撮れます。

だからこそ、プロカメラマンの腕の見せ所なのです。

他のカメラマンの事は知りませんが、私は、綺麗に撮るだけではありません。
昔は、綺麗に撮るだけで
「へぇー、さすがプロですね！」

今は違います。
お店の写真なら
「このお店に行きたい」
女の子の写真なら
「実際に会ってみたい」

そんな写真を撮れなければ、プロの仕事ではありません。

写真をどう見せるか？
ではなく
写真をどう魅せるか？
なのです。

あなたのお店の広告を見た時に
このお店に行きたいと思いますか？

お客様目線で
電話の鳴る写真
を撮れるカメラマンが少なくなってきています。

ただ見た目綺麗な写真は、最新のデジカメを使えば、今の時代誰でも簡単に撮れます。


また、クドクド書いてしまいましたが…
私はライターではないので、御了承ください。（汗）

オーナーの目線ではなく、お客様目線で写真を見てみませんか？

先日、長野繁華街を歩いて、シャッターを下ろしているお店が目立ちました。
そろそろ、本腰を入れて長野の未来を考えてみませんか？
他県からも来たくなるような、魅力的な街にしませんか？

キーワードは
「他店との差別化」
です。

まずは、写真から変えて行きませんか？

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