京-kyo- [ フォトグラファー ]

「野宮真貴 30周年記念ライヴ "30"」



3月19日の公演「Shibuya O-EAST」にて。
「Shibuya O-EAST」は、11年前の3月にPizzicato Fiveの解散ライヴ
「DON'T CRY NO TEARS NO FEARS COMIN' YOUR WAY PIZZICATO FIVE 1985-2001」が行われた思い出の場所。



早くも入り口付近には、オシャレなピチカート・マニア達が…。
もちろんチケットはソールドアウト！！

開演30分前頃に、併設のBarにてビールを軽く飲んで気を落ち着かせる。
フロアはギッシリ埋め尽くされ、人混みをかき分けてステージ前付近へ。

夜7時を過ぎ照明が落とされる。
スクリーンに「ツイッギーをさがして」というこの日のサブ・タイトルが映し出され、フロアは騒然！！



今回は恒例の、野宮真貴嬢が7時にツイート出来ないという事で、イントロ曲に限って特別に、フラッシュ撮影を許可のアナウンス！！
皆一斉に携帯のカメラをステージへ向ける。
いよいよステージの幕が開く…。



目の前に、圧倒される衣装に身を包んだ野宮真貴嬢が登場！！
『東京は夜の7時』のイントロでStart！！
まさにこの瞬間、東京は夜の7時。Best Time ！！
会場からは皆一斉に7時のツイートの嵐！！

先日リリースされた30周年記念アルバム『30』に収録されたDJ FUMIYA(RIP SLYME)によるリアレンジ版を、音楽監督・中塚武率いる8人編成の生バンドで演奏。
更にフロアは歓喜の嵐！！
サビの部分「東京は夜の7時～」の大合唱で一気にヒートアップ！！
Pizzicato Five時代の感動が再びよみがえる。

続いて『30』には未収録の『ハッピー・サッド』。
この日のために新しいアレンジが施され、また新鮮味が増す。
そして、『30』ではYOUR SONG IS GOODのアレンジ『陽の当たる大通り』と続く。
次に『30』では高橋幸宏アレンジによる『皆笑った』。

それから間もなく、ライヴの総合プロデューサーを務めるサエキけんぞう氏が登場。
サエキけんぞう氏が勝手に、今回の会場「Shibuya O-EAST」を強引に押さえたというエピソードなど、オフレコ的なトークを暴露（笑）。

Boogie the マッハモータースの演奏で、ソロデビューアルバム『ピンクの心』収録の『モーターハミング』に続き、
オリジナルバージョンの『トゥイギー・トゥイギー』。

続いて黄色のニットに身を包んだ鈴木慶一氏が現れる。
『30』では鈴木慶一＆曽我部恵一氏がプロデュースした『ウサギと私』をエレキ一本で演奏開始。
途中、鈴木慶一氏が座り込み、ガンガンにエフェクトしたギターパフォーマンス！！
野宮真貴嬢は…そんな鈴木慶一氏を静かに見守る…（笑）。

鈴木慶一氏の中では「人に書いた曲の中で3本の指に入る曲」という事だったが…
今回の演奏で「1本の指に入る曲」に昇格したと語りました。

続いて、ソロデビュー後に結成したバンド「ポータブル・ロック」のメンバーが登場です。
『グリーンブックス』、『アイドル』と続く。
そして、小西康陽がはじめて野宮真貴嬢に歌詞を贈った『スウィート・ルネッサンス』。
ポータブル・ロックの生演奏です！！！
もう…涙々の感動…。
また更に当時の感動がよみがえる瞬間！！

そして、ちょっと長めな休憩を挟んでセカンドステージです。

大橋トリオによる『悲しい歌』。
jazzyな仕上がりにアレンジ。
そして、この日2回目の『トゥイギー・トゥイギー』。
強いビートでアレンジされて、更に新鮮味が増す。

続いて、ピチカート・マニア代表のヒャダインが登場です。
なんと！！『アリガト WE LOVE YOU』をサプライズ！！

皆一斉に大合唱！！！

それから間もなくヒャダイン演奏の『ベイビィ・ポータブル・ロック』。
この瞬間、フロアは最大の盛り上がり！！

続いて、渋谷系代表の半ズボン姿で現れたカジヒデキ氏です。
この平成時代に、この姿…ある意味、斬新というか。
軽くトークを交わした後、『メッセージ・ソング』。
ネオアコサウンドにアレンジされたカジヒデキ演奏です。
そして最新曲の『私の知らない私』と続く。

そしてライヴも終盤に…。
サンバ調のリズムをミックスした、ちょっと悲しく刹那なメロディーで、
『スウィート・ソウル・レビュー』DAISHI DANCEによるリアレンジ版です。
悲しいのに、Happyな曲進行。
まさに、Pizzicato Fiveを代表する曲の一つ。
フロアはHappyな空間に包まれ、静かに幕は下ろされる…。

ステージは闇に包まれ、アンコールの歓声が続く…。

そして、間もなく、再び幕が開く…

強烈なライトに浮かび上がる雅-MIYAVI-のシルエット！！！

「Are You Ready?」
雅-MIYAVI-氏が叫ぶ！！

再び、野宮真貴嬢がステージへ！！

アルバム『30』の中でも最もパンチの効いたアレンジ曲『スーパースター』。
雅-MIYAVI-の強烈なギタープレイ！！！
会場は騒然の嵐！！！
まさにSuperstar ！！！
ここで更にヒートアップ！！！
またも2回目の最大の盛り上がり！！！

野宮真貴嬢の強烈な個性と、雅-MIYAVI-氏の強烈なコラボ。
世界を代表する強烈なコンビプレイです！！！

そして更にフロアをヒートアップさせる、ピチカート・マニアにとっては代表的なギタリスト、ブラボー小松氏の登場。
この日3度目となるピチカート版の『トゥイギー・トゥイギー』を爆音ギターで演奏！！！
会場はピチカート・マニアに馴染みな振り付けで、更にヒートアップです！！！
雅-MIYAVI-氏とブラボー小松氏の爆音ギターで、アンコールはこの日最大のロックンロールで包まれた！！！

そして、ステージは闇に包まれ、まだまだアンコールの歓声は鳴り止まない…。

バンドメンバー達はピチカート・マニアの期待を裏切らなかった。
再び、ステージの幕は開かれ…
『東京は夜の7時』など野宮真貴嬢のレパートリーのフレーズを引用した、スローなインストゥルメンタル・ナンバーが流れる。

そして最後に、着物姿の野宮真貴嬢が…。
「この曲は私と皆さんのラブソングでもあります」と、静かに語りかけ…
この渋谷の夜、最後のナンバー『マジック・カーペット・ライド』を熱唱。

そして、静かにステージの幕は下ろされた…。

もう少し、この最高の夜の余韻に浸りたい気分だったが…
駐車場の時間が迫っていたので、彼女と慌ただしく会場を後に…。

しかし…
時は既に遅し…（汗）

渋谷ジプシーに化した私と彼女は…
深夜の渋谷グルメの旅に（笑）

今回の「野宮真貴 30周年記念ライヴ "30"」は、
色んな意味で、今までに最高のライヴでした。
私の中では、雅-MIYAVI-氏とのコラボ『スーパースター』が最高でした。

どんなに強烈な相手でも、野宮真貴嬢の個性、世界観は絶対的。
どの時代に聴いても、斬新で新鮮味を失わない。
そんな野宮真貴嬢のパワーをたっぷり吸収した夜でした。

★セットリスト★

『東京は夜の7時』DJ FUMIYA(RIP SLYME)によるリアレンジ版
『ハッピー・サッド』
『陽の当たる大通り』
『皆笑った』高橋幸宏アレンジ
『モーターハミング』Boogie the マッハモータースの演奏
『トゥイギー・トゥイギー』Boogie the マッハモータースの演奏、オリジナルバージョン
『ウサギと私』鈴木慶一＆曽我部恵一 プロデュース
『グリーンブックス』ポータブル・ロック
『アイドル』ポータブル・ロック
『スウィート・ルネッサンス』ポータブル・ロック
～休憩～
『悲しい歌』大橋トリオ
『トゥイギー・トゥイギー』リアレンジ版
『ベイビィ・ポータブル・ロック』ヒャダインの演奏
『メッセージ・ソング』カジヒデキの演奏、アレンジ版
『私の知らない私』
『スウィート・ソウル・レビュー』DAISHI DANCEによるリアレンジ版
～アンコール～
『スーパースター』雅-MIYAVI-の演奏、アレンジ版
『トゥイギー・トゥイギー』ブラボー小松 ＆ 雅-MIYAVI-の演奏、アレンジ版
～アンコール～
『マジック・カーペット・ライド』

※注
　私の曖昧な記憶にて書いているので、もしかしたら、間違っている部分があるかもしれません。
気がついた方は、ご指摘をお願い致します。


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